プリンタメーカーや用紙メーカーなどが配布するICCプロファイルは、その製品の平均的な性能を持つ個体を想定して作成されます。そのため、製造工程による精度差が少ないハイエンド製品かつ経年劣化が発生していない新品を利用した場合、ICCプロファイルを自分で作成する意味はあまりないかもしれません。 しかしながら、実際には製造工程でのさまざまな変動要因により、同じモデルのプリンタやモニタであっても色再現精度が異なるのは珍しくはありません。また、どんな製品であっても経年劣化により色再現精度は変化していきます。当然こういった変動要因をメーカー配布のプロファイルで解決することはできません。 ICCプロファイルを自分で作成する場合、自分が利用している現在のデバイスを実際に測定することにより、製品の個体差や経年劣化の状況に関わらず、その個体で再現可能な色域やくせを正確に反映、調整することができます。 |